ZETADIVISION PACIFIC

紹介

今回はVCT PACIFICにおいて、ZETADIVISIONがPICK BANを行ったマップの集計を行いました。

どのマップがPICKされ、どのマップがBANされているかZETAがどのように考えてマップを選択しているかを紹介していきます。

MAPのBANPICK

Stage1のBANPICK

試合ZETA Ban 1敵 Ban 1ZETA Pick 1敵 Pick 1ZETA Ban 2敵 Ban 2
1GEBreezeBindSunsetIceboxSplitLotus
2TSBreezeBindLotusIceboxSplitAscent
3BLDBreezeIceboxAscentSunsetBindSplit
4GENBreezeSunsetSplitAscentIceboxBind
5T1BreezeIceboxBindLotusSplitAscent
VCT PACIFIC Stage1 MAPBANPICK

ZETADIVISIONのマップBANPICKの表が上記の表になります。たしかにZETADIVISONのBreeze見た記憶がないなと思っていましたが、すべての試合において1stBANとなっていました。

ZETADIVISIONに対してのBANマップはBindとIceboxが2回ほどありました。GE,TSの2チームがIceboxをPICKし、負けてしまっているのでそれがIceboxをBANした原因につながっているのではないかと思います。

BLD以外には、ZETAの2つ目のBANとしてSplitが非常に多くなっています。GEN戦で一度PICKをしていますが、構成としてChamber,Yoruを採用しています。あまり機能しなかったか、手ごたえがなかったからT1戦でもBANをしたと思われます。

Stage2のBANPICK

試合ZETA Ban 1敵 Ban 1ZETA Pick 1敵 Pick 1ZETA Ban 2敵 Ban 2
1DRXBindSplitIceboxSunsetAscentLotus
2DFMBindSplitHavenSunsetLotusIcebox
3RRQBindIceboxSplitSunsetHavenLotus
4TLNIceboxSplitAscentLotusSunsetBind
5PRXIceboxHavenAscentLotusSplitBind
VCT PACIFIC Stage2 MAPBANPICK

Stage2になってからStage1で確定BANであったBreezeの影はなくなり、BindとIceboxの2マップをBANしています。BindについてはStage2では一度もプレイしていません。

ZETAに対しての1stPICKはSunset or Lotusとなっています。初戦のDRX戦ではSunsetは13-11で勝ち越していますがそれ以降は、2回とも負けてしまっています。一度BANをしていますが最終戦のPRX戦でも負けてしまっています。

厳しいシーズンであり、あまり勝利を挙げることはできなかったですが最後の2戦に関しては、Ascentを自分たちでPICKし勝利できているのは非常に良い傾向に思えます。ただPRXが構成を試している途中であったりといろいろと要因はありそうですが…

各マップごとの使用エージェント

Stage1の使用エージェントは以下のようになっています。

SunsetIceboxAscentLotusSplitBind
DepPhonixJetJetNeonYoruRaze
LazChamberKilljoyKilljoyChamberChamberViper
SugarZ3roOmenViperOmenOmenAstraBrimstone
yuranViperGekkoSovaViperViperGekko
hiroronSovaKay-oKay-oGekkoBreachSky
VCT PACIFIC Stage1 エージェント

従来通りDep選手はデュエリスト、Laz選手がセンチネル、SugarZ3roがコントローラーを担当しています。新たにロースターに加わったhiroronがメインイニシエーター、yuranはフレックスを担当しています。

個性あふれる構成として、SunsetとSplitの構成が挙げられると思います。SunsetはDRXに勝利を挙げており良い成績だが、構成の弱点として対策が非常にやりやすいことと対策をされてしまうとそのカウンターが難しいため、1戦目は勝利できたがそれ以降勝利できなかったのだと思われます。Splitはよい作戦等あったが相手がGENだったのが少し難しかったように感じました。

チームのコンセプト的にLazのChamberを生かしたいのだろうという意思は感じましたが、やはり現在のメタや選手のレベルの向上によってChamberを運用するのはLazといえど厳しいのではないかと思いました。

実際にチーム内で抱えていた問題に対応するためにLazはStage2ではロールの変更をしています。

Stage2の使用エージェントは以下のようになっています。

SunsetIceboxAscentLotusSplitBreezeHaven
DepRazeOmenJetRazeRazeJetNeon
LazGekkoGekkoSovaFadeSkySovaSova
SugarZ3roOmenViperOmenOmenOmenViperOmen
yuranBreachKay-oKay-oViperViperKay-oBreach
hiroronCypherKilljoyKilljoyKilljoyCypherCypherKilljoy
VCT PACIFIC Stage2 エージェント

今回は前述したとおり大きな変更があり、Lazがイニシエーターにhiroronがセンチネルへトロール変更をしております。私としてはhiroronはセンチネルのイメージが強かったため良いロール変更と感じます。また、Lazは一度IGL兼イニシエーターを担当していました。

Stage1のバラバラな使用エージェントと比べると全体的にまとまっているようには感じます。

来シーズンのZETADIVISION

ZETAからはロースター再編の情報がSNSより出ていました。Lazさんのコメントがどうしても気になってしまいますね。

ZETAはやっぱり選手自体に思い入れのあるファンも多いと思うので大幅なロースター変更が起こった時にどうなるか、またどのようにロースターを再編していくのかも非常に興味深いですね。

私個人としてはLaz選手のファンボであるため、選手活動は続けてほしいなーと思っていますが…


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